Coln St. Dennis, Coln Rogers, Winson

Coln St. Dennis

Coln St. Dennis (1999年11月14日撮影)

ノースリーチからバイブリーのほうに抜ける村道は、本当に細い道です。 この道に沿ってコルン川が流れており、そのまわりに、いくつかの小さな村があります。 おそらく、このあたりを載せたガイドブックは、無いかも知れません。 それくらい何もない小さな村です。

私は、この名もない街道を、ノースリーチの方から南下しました。 ノースリーチの街を抜けて、車1台しか通れないような、細い道を進むと、まずコルンセントデニスという村につきます。 ここには、大きな教会がありました。 上の写真は、村の一角にある立派な家です。

(おいおいなんだ、その「立派な家」という説明は?)

すみません、ガイドブックも何もないので、それくらいしかわかりません。 もしかしたら、由緒ある家なのかも知れません。

このあたりの村は、本当に静かなところでした。 訪れたのが、11月ですから、当然観光客などいませんし、元々、名もない村で、観光地でもありませんので、村の中で、誰一人として会う人は、いませんでした。

Coln Rogers

Coln Rogers (1999年11月14日撮影)

コルンセントデニスを過ぎ、南下していくと、コルンロジャースという村につきました。

実は、こんな名もない街道を訪れたのは、この場所を探すためだったのです。

左の写真は、私の持っている秘蔵のコッツウォルズの水彩画が描かれた場所なのです。

あの絵を持っていなかったならば、このとてもきれいな箱庭のような光景を目にすることは、なかったのだろうと思うと感慨もひとしおです。

Winson

Winson (1999年11月14日撮影)

さらに、南に下がると、コルン川に出くわしました。 バイブリーの鱒の泳いでいた川の上流になります。 ちょうど、このあたりが、ウィンソンの村です。 この村も更に小さく、村の中をコルン川が音も立てずにひっそりと流れていました。 おそらく何百年も変わっていない景色なのでしょう。

何世紀にも渡って、この村を訪れた人は、何を想ったのでしょうか?

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