瑞牆山


昨日から関東地方は梅雨入りとなりました。 しばらく山はお預けかと思いきや、今日は晴れの天気予報。 しかも湿度も低く乾燥した天気ということで、この時期には珍しい登山日和。 急遽金曜の夜に計画を立てて「瑞牆山」に行くこととしました。

朝、3時半に家を出発。 満月がきれいに見えていました。 中央高速で甲府を走っている頃に空が明るくなってきて、南アルプスに沈む満月が見え、幻想的でとてもきれいでした。

高速を降りて瑞牆山に向かう途中で瑞牆山が見えてきました。 素晴らしい山容。

朝6時に「瑞牆山荘」に到着。 ここは無料駐車場があります。

準備をして6時20分出発。

いきなり急登が始まります。

しばらく登ると巨岩の花崗岩が現れ始めます。 瑞牆山は花崗岩でできた岩山です。

「里宮神社」がありましたので寄り道します。

大きな岩に囲まれた中に祠がありました。

山岳信仰の源となる大和国吉野大峯金峰山の神を祀っているようです。 この花崗岩の窟屋は太古からのものでしょうが、祠は昭和45年に再建されたようです。

里宮を抜けると尾根道になります。 突然、目の前に瑞牆山の美しい姿が見えてきます。

しばらく行くと、水場があります。 すごい水量、そして「平成の名水百選」に選ばれた素晴らしい水質のようです。 飲んでみましたが、冷たくて美味しかったです。

その一角にはこんな場所も・・・・ビール冷やし用の水です。

水場のすぐ上には「富士見平小屋」があります。

富士見平小屋からは一旦下ります。

そして下りきったところで沢を渡ります。 落ちないように慎重に。

沢を渡ってしばらく登るとこんな巨石が・・・・「桃太郎岩」という名前のようです。 金時山の「金時宿り石」にそっくり。 真っ二つに割れています。 そして木のつっかえ棒も・・・・

この後は、山頂までの急登と岩場の連続。

鎖場もあります。

ようやく山頂近くの「大ヤスリ岩」が見えてきました。 あの向こうに山頂があります。

大岩、急登でだいぶ疲れてきました。

大ヤスリ岩の高さを越えました。

ようやく、山頂までの分岐に到着。

ここからもハシゴ場、鎖場が続きます。

そして、ようやく瑞牆山山頂、標高2230mに到着。 駐車場からちょうど2時間、標準コースタイムの50分巻でした。 富士山も背景に写っています。

360度の展望です。

八ヶ岳方向

南アルプス方向、甲斐駒、仙丈、北岳が良く見えています。

こちらは金峰山方向、五丈岩も見えています。

昨年の金峰山山行はここです。 今日は瑞牆山から逆に見ています。

しばらく山頂で景色を楽しんだ後、ピストンが嫌いな私は今度は北方向に下山します。

山頂近くではツマトリソウがきれいに咲いていました。

こちらの山道にはシャクナゲが多く自生していました。 残念ながらもう少ししないと花は咲かないようです。

こちら側にも巨岩、奇岩が多いです。

結構な急登を下ります。 ししくい坂という名前がついているようです。

夫婦岩という大きな一対の巨岩もありました。

こちらも沢を何度か渡渉を繰り返して下山していきます。

「不動滝」に到着。 大きな一枚岩を水が下っています。

何度目かの渡渉

この近くに瑞牆山の大岩に空いた風穴もあります。 高校生が中を探検していました。

そのすぐ近くには「屏風岩」というクライミングをする場所もありました。

下山して「みずがき山自然公園」から見た、瑞牆山。

本日のルート

そして高度と距離です。

総距離:13.2km

沿面距離:14.3km

累積標高:1759.9m

時間:6時間17分

 


JA1CTV
山岳登山の道

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