York York (1999年8月31日撮影) ヨークは、イギリスの北のほうにあります。 カンタベリーが、南のキリスト教大本山とすると、ヨークのミンスターは、北のキリスト教大本山。 そして、バイキングが開拓した街、宗教と歴史の街です。 Yorkには、ウーズ川という川が、街中を流れており、街全体に潤いがあります。 川沿いが、公園のようになっていて、とてもきれいです。 York自体は小さな街で、一日あれば十分見ることができました。 街全体が、城壁に囲まれており、城壁の上を歩いて周ることができます。 変ないい方ですが、思っていたよりもずっと街が、美しく、すばらしいところで、ヨークミンスターの大きさに感動しました。 | |
York Minster (1999年8月31日撮影) | Shambles (1999年8月31日撮影) |
街の中に、シャンブルズという通りがあります。 ここは、小さなお土産屋がいっぱい集まっているのですが、道の両側の建物が、一階よりも二階、二階よりも三階のほうが、道にせり出していて、とても面白い光景でした。 ヨーロッパ大陸には、このように石畳のところが多いのですが、イギリスでは、ほとんどが舗装されてしまいました。 この通りには、まだしっかりと残っていて、これは舗装道路にして欲しくないなと思いました。 ヨークには、NRM (National Railway Museum)という鉄道博物館があり、子供たちは、もちろん、そっちのほうが気に入っていたようです。 蒸気機関が発明された国ですから、展示物にも力が入っており、1800年代の蒸気機関車から、ドーバー海峡を抜けるユーロトンネル、ユーロスターまで展示されています。 また、1800年代の蒸気機関車が、まだ動く形で展示してあり、これに少しだけ乗ることもできました。 乗るといっても当時の列車ですから、屋根の無い貨物車のようなものに立ったままのって、5分ほど走るというものです。 NRMは、少し街から歩いた駅の反対側にあるのですが、街中から道路を走る連結列車 (自動車)のようなものがあり、これを行き帰りに使うことができます。 |
バイキング博物館は、街の真ん中にあり、バイキングが出迎えてくれました。 鉄のヘルメット、鎖の鎧に身を固め、胸まである髭を自慢げに垂らしながら「バイキング博物館にようこそ」と雰囲気たっぷり。 博物館の中は、ディズニーランドにあるような乗り物に乗って、展示を見てまわるものです。 実物大の家や蝋人形が展示してあり、動物の匂いや、かやぶき屋根の家の匂いまで、特別の装置から発生させており、バイキングの生活を、まさに身を持って体験できるようになっています。 出口付近には、土の山の中から、家畜の骨、バイキングの家の柱、使った道具、貝のかけらを、実際に発掘できるコーナーがあり、ピンセットで子供たちが集めて、その場所の係りの人に渡すと、これは骨だとか、道具のかけらだとか、説明してくれました。 |
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