Whitstable

Whitstable  (2000年10月8日撮影)

Kent州の北にあるWhitstableは、北海に面した港町です。 この街は、カキの生産地として有名なところです。

イギリスは周りを海に囲まれている割に、あまり魚の料理にレパートリーがありません。 イギリスを代表するFish & Chipsはありますが、それ以外はほとんど無いようなものです。

例えばSea Foodの最大の消費国である日本は、港の近くには必ず魚屋やレストランがありますが、イギリスでは、このような光景をほとんど見かけません。

Whitstable  (2000年10月8日撮影)

もともとイギリスのカキは、日本や他の国で取れる貝の表面が、ごつごつしたものとは違いつるんとしたものですが、Dickensの小説で、このカキが原因で病気になったというくだりがあり、そうとうな打撃をこうむったようです。

しかし、現在ではこのWhitstableとテムズ川の大きな入り江の反対側のColchesterでのみイギリスのカキの養殖がされています。

港の近くに魚市場があり、その2階がレストランになっています。

取れたてのカキを食べれる場所は、イギリスの中でも、ここだけだと思います。

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