Conwy

Conwy (2001年6月9日撮影)

Conwyは北ウェールズにある、周りをほぼ完全な形で残っている城壁で囲まれた街です。

上の写真の向こうからConwy川を渡る3つの橋があります。 一つは車の通る橋、人の歩くつり橋、そして鉄道の橋です。

つり橋は1826年に造られたとてもきれいな橋です。 鉄道の橋は1849年に造られたものです。 そして何といっても感激したのは、この3つの橋は、すぐとなりにConwy城があるために景観を損ねないように、すべて城のような形のゲートや柱が取り入れられていることです。 上の写真の城のすぐ左に見える白っぽい建物は鉄道の橋のゲートです。

Conwy (2001年6月9日撮影)

Conwy城はイングランドがウェールズを征服する拠点になった城で、1283年からなんとたった4年で造られた城で、エドワード1世の力の強さを感じます。

城は現在は崩れかけた状態のまま保存されています。 700年以上の年月を経ても天井のアーチが残っている部分もあります。

8個の塔が完全に残っていて、そのうちの4つには写真の左のように、見張りの塔まで完全に残っています。 

この見張りの塔の上に登ると城の様子や街の様子、Conwy川の景色から、遠くにいる羊などが見渡すことができました。

Conwyの街は城壁で囲まれていて、その城壁の上を歩けるようになっています。 北西側のゲートからの眺めはとてもよく、ちょうど城の反対側の一番西の塔から見る眺めは最高でした。 ここからも、街全体が見下ろせるようになっていました。

イギリスの中でも、この城壁の保存状態は一番いいもので当時の街の様子がそのまま残っています。

右の写真の左側は城壁の外側で、右側は城壁の中の旧市街です。

旧市街の中は道が細かく入り組んでいます。

Conwy (2001年6月9日撮影)

 

The Smallest House in GB (2001年6月9日撮影)

この城壁のConwy川沿いに、もう一つこの街で有名なものがあります。 

これはイギリスで一番小さな家です。 いまは居住不適格の烙印を押されてしまっているので観光名所としてだけ残っていますが、1800年ころまで本当に人が住んでいたということです。

最後から2番目に住んでいたのは老夫婦で夫婦2人で住んでいたようです。 そして最後に住んでいたのは身長190センチもある大きな人だったということです。

赤い服を着た人が、この家の管理人で家の中に居ると見にきた人が入れないので外に椅子を出しています。 売っているお土産も当然外に陳列して売ってます。

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